進学・1人暮らしで想定外の生活費・家事に疲弊しSNSでママ活をした結果

大学進学・一人暮らしと予想外の生活費と家事で疲れ果てた僕は、友人に誘われてSNSでママ活するようになりました。

SNSと言ってもツイッターじゃなく、ママ活専用アプリのようなものだったので、本当にママ活できるのか不思議でしたが、とあるママさんと出会うことができました。

今回はその時のことをお話しします。

きっかけと出会い

SNSでママ活募集文を気軽に投稿

「いらやしいものなんかじゃないよ。地味に他者貢献できるんだから」とのたまう友人。

「お前、ルックスだけはいいんだから、やってみれば?」

「うるせ」

悪ふさげというか悪ノリからちょこっと文章を投稿。

まさか、本当に出会えるとも思わず、半信半疑で送信しました。

専門新入生です。

進学させるお金はないと親から言われましたが、将来はお金をたくさん稼げるようになりたくてIT系の専門学校へ入学しました。

アルバイトをがんばっています。

どなたか支援してくれるマ●さん、いませんか?

そんな文章だったと思います。

タグに市区町村までの地名と、それとなくママ活とわかる文字を入れて投稿しました。

しかしそれから数日は反応がなく、「やっぱムリだろ」と思ったのですが、アイコンに目元だけ隠したプロフィール画像を登録、自己紹介文も性格や趣味など少しだけ細かく記載したところ、数日後にこんなメッセージがきました。

42歳、Webやグラフィックのデザインをしています〇〇と申します。

プロフィールや投稿を見ました。

もし、本当なら少しお話ししませんか?

といった内容でした。

そこから、メッセージ機能を通じて何度かやり取りすることに。

どこの専門学校ですか?だとか、近況などを写真と一緒に投稿してくれたら嬉しいですなどと言われ、近所で過ごす日常を日記的に写真付きで投稿しSNSを更新していると、「今度のお休みに会えませんか?」と言われました。

実際に出会ってデート

内気で奥手な素敵な方でした

主要駅で待ち合わせし、女性が来るのを待ちました。

時間になり、「〇〇さんですか?」と前からやってきたのは、真面目そうな大人の女性でした。

「はい。そうです。」と答えたあと、「今日は来ていただいてありがとうございます。すっごく嬉しかったです」とSNSでのメッセージについて感謝の言葉を伝えました。

「じゃ、行きましょっか」と彼女に手を差し出し、手つなぎデートがスタート。

「ご飯、まだです?」と聞くと「うん」と言われたので、11時頃に待ち合わせたのもあって、最初は一緒にランチすることに。

近くの図書館に併設されたカフェで、パスタやサラダ、スイーツなどを一緒に食べながら色々とおしゃべりしました。

聞けば、お相手のかたは独身で、恋愛にずっと奥手だったそう。

さっき、手を繋がれたことも内心ドキドキしちゃったといいます。

自分のことをおばさんという女性でしたが、年上女性なせいか、むしろ話しやすかったです。

私はプログラマの学科でしたが、Webやグラフィックデザインのことを伺い、勉強にもなりました。

話は弾んで、そのまま図書館へ。

技術書などを読み、話をしていると、彼女はBLやTLモノの小説なども好きとのこと。

仕事熱心で、ずっと独り身だったそうですが、だんだんと年齢を重ねるうちに、自分の生きている意味を考えるようになり、だれかを支援したいと思ったとのこと。

おいしそうにカフェでごはんを食べている私をみて「可愛い」と思ったそうな。

今、学校でどんなことを習っているの?とかありきたりな会話をしたことを覚えています。

実務の世界のお話をきけて有意義でした。

その後は、今日の思い出づくりにと、一緒に写真を撮ったり、恋人ごっこと称して手を繋いで歩いたり、甘い言葉を言い合ったり(めっちゃ恥ずかしかった)、別れ際には私から「ハグしてみよっか?」といい、そっと抱きしめ合いました。

帰りの電車を待つあいだ、人目の少ないところで「あの・・・キスとかは大丈夫ですか?」と聞くと、「え?」と急にもじもじしだす彼女。

「したいの?」と言われ、「いい?」と返すと、ちょっと間があったのち、横を向かれた状態でこくりとうなづかれました。

周囲を気にしているようです。

壁ドンじゃないですが、私の腕で彼女を顔が隠れるようにそっと抱きしめるような格好でふっと優しく唇を当ててみました。

ほんの一瞬です。

するとキスされた唇に手を当て、顔と耳を真っ赤にしている彼女が可愛かったです。

直後に、なんか暑いよ〜と両手をうちわのようにぱたぱたとしていました。

そうこうしているうちに電車が来ます。

「じゃあ、またね。今日はすっごく楽しかった。本当にありがとう」と行って別れました。

なんだかとてもほっこりした気持ちになったのを覚えています。

まとめ

家族以外にも理解者ができたかのようで、結果的にとても良い経験になったと思います。

ただ、中には執着されてしまったり、恋愛や婚姻関係のもつれ、悪い人とのつながりなどで痛い目にあった人もいるそうです。

実際に出会う以前にメッセージでのやり取りで相手の人相を確認するなどし、実際にママ活動する際にもあまり深入りすることはせず、会う頻度を少なめに、相手にとっても自分にとっても無理のないお付き合いを楽しむのが一番良いのかなと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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